ダイゾーが手がけるEVトゥクトゥク「eNEO」シリーズにはハイパワーモデルの「NEO-ONE」と標準モデルの「NEO-Light」が存在する。本記事では、両モデルに試乗し、その使い勝手や走行感覚、実用性などを検証してみよう。

ハイパワーモデル「NEO-ONE」の特徴

画像: シュッと引き締まったデザインで、若干固めの乗り心地が特徴の「NEO-ONE」。

シュッと引き締まったデザインで、若干固めの乗り心地が特徴の「NEO-ONE」。

「NEO-ONE」はeNEOシリーズの上位モデルにあたり、モーターの定格出力は後述する「NEO-Light」(2kW)の1.5倍、3kWの高出力バージョンだ。実際、動き出しの加速感はこちらのモデルの方が若干素早く、足回りもかためにセッティングされているような印象を受けた。

運転席右下にあるサイドブレーキの隣にはドリンクホルダーが設置されている。「NEO-Lite」にはドリンク専用の収納ホルダーはないので、運転中に缶コーヒーや缶ジュースなど蓋ができない飲み物をよく飲むひとはこちらの車種をおすすめする。

画像: 運転席右側にサイドブレーキを装備、その後方にはドリンクホルダーも設置されている。

運転席右側にサイドブレーキを装備、その後方にはドリンクホルダーも設置されている。

充電口は車体後部にあり、後部座席には充電状況のインジケーター(表示灯)を搭載する。

インジケーターは、80%以下が赤ランプ、80%~100%未満が黄色ランプ、満充電が緑ランプで点灯するため、車体の電源をつけなくとも現在の充電状況がわかるのも嬉しいポイントだ。

画像: 充電中は、後部座席部分にあるインジケーターに現在の充電状況が表示される。

充電中は、後部座席部分にあるインジケーターに現在の充電状況が表示される。

気になるボディカラーは「マットブラック」「シルバー」「ホワイト」の3種類をラインナップし、車体価格は97万9000円で販売される。

【主要諸元 NEO-ONE】

全長×全幅×全高2245mm×1150mm×1630mm
ホイールベース1610mm
車両重量310kg
最高速度50km/h
定格出力3kW
バッテリーリン酸鉄リチウムイオン(60V・80A)
航続距離100km
駆動方式RWD
タイヤサイズ前130/60R13、後135/70R12
車両価格97万9000円

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